新年、明けましておめでとうございます。
格好よくあれこれ書いてもみたいが、 そもそも表面的に格好良くあることが目的ではないので、 そんなことはお構いなしに、年始に思ったことを 何となく書いてみる。
正月らしい、そんな日々を過ごしていたが・・ ふとした時間のスキマに、どこからともなくやってくる、 せっつかれるような感情、 または焦燥感にも近いような何かしらの不安。
こういうときに、それを押さえ込むように、目先の 身になることなんかに取り組んだところで一時的な 麻痺状態は作れるんだろうけど、あくまで一時しのぎに過ぎず・・
だから無為に過ごすのか、というと、それはそれで 意図的に無為にする≒無為ではない ということにもなり・・
そもそもこういう事をあれこれややこしく考えていること自体が 自分の中に無意識に働く思考回路があるわけで・・
この回路の制御を少しでも自分の意識下に置くことが 本来は好ましいのかな。
で、そんな難しいことを正月そうそう考えたくないので、 小説でも読みたいなと思ったが、本棚を覗いて、 読んでいないなと思う本は、現実離れしたような小説の 類ではなく、現実の中で真実らしきモノを探ろうとする 類のモノであったり、実学的なモノであったり・・・
で、たまたま見つけた昔々に読んだ心理学系の本が あったので読み返してみたりしていた。
そこで感じたことは、不安をはねのけるためには、 自分の優位性を増すなどはほとんど意味が無く、 やはり、「今の自分の状態をそのまま受け入れる」 そういう心持ちになることが、出来ないとね と改めて思う。
言葉で書くと非常にシンプルなことなのだが、 これを実践することは、少なくとも僕にとっては 非常に難しいことである。
生まれもった遺伝子がそうさせるのか、それとも 幼い頃に記憶に刻まれた過去の体験が、自分の思考の指向を 形作ったためなのか・・
もし、後者が正しいのであれば、自分の子供達には そのような思いをさせないよう、無条件に受け入れる、 無条件に愛する、そんな当たり前のことが大切なのかな などと思ったり。
その状況を体験した上でこそ、本来自分がもっている 可能性をより活性化した状態で、多くの努力や経験を積む ことができ、 遠い視点で見たときに 良い意味での ふわっとしたあたたかい 空気を 世の中に送り出せる、そんな感情を持った物体(人)に なれたりするのかな、などと思いました。

テーマ:心と身体のケアを大切に! - ジャンル:心と身体
|