ちょっと古いが、どこかのCMで
「やわらか頭してますか?」ってあったよね。
これも散歩中ふと思いついたんだけど・・
「思考の流動性」
ここ三年、超無知から、必死にデータ収集プログラムを作り、 ニュースをチェックしまくり、Blogでいろんな人の考えを 吸収し・・・ ほんの少しだけ、政治経済について 自分なりの考えを持つことが出来るようになった。
数年前のサブプライムから始まった世界的な恐慌 一歩手前状況の際によく使われていた言葉
「流動性の危機」
金融は経済の血液である などの言葉もあるように、 経済活動において金融の果たす役割は多い。
ただ、単純に己の利益だけを求めて突っ走った結果が リーマンショックに象徴されるような出来事であった。 リーマン、AIG、GM、ファーニメイ、フレディマック、モノライン、etc...
結局、金融がぐたぐたになると、債権など購入するものなど 居なくなり、流動性のある株は放出されまくり、買い手不在。 さらに空売りにより、売り手顕在 Or 健在(笑)。
各国の中央銀行が、インターバンクに資金を放出し・・ なんとかかんとか おっかなびっくりの綱渡り・・ 挙句の果てには、公的資金注入・・・、そして、 景気刺激策のための減税・・・。
人のために経済が存在するのではなく、経済のために人が存在する。 そういう主客逆転が起こっている。
IT業界に身を置く私は、これはITの世界にも当てはまると思っている。
人のためのITではない。 本来、人が中心であるべきで、それを補佐する意味合いのITであるはずなのだが、 ITが中心にあって、間に人が埋もれているような感じ。
カタカナの心地よい響きのキーワードに先導され、人々は 右へ倣えで付いて行ってしまう。
人々の思考も流動性があるとも言えるのかもしれないが・・ かなり一方方向に流れる性質があるのかな。。。
もう少し柔軟に、視点を増やし、思考に良い意味での流動性を 保つようなことが出来れば、感じられる世界は随分と違ったものに なるのではないだろうか・・・
そんなことを思った朝の散歩道

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